【税理士コラム】「キレイ」だけじゃない!お金の話もプロになろう
- sunenconsulting
- 9月8日
- 読了時間: 3分
歴10年のエステティシャンの方からご質問をいただきました🙌
質問:
歴10年のエステティシャンです。今のお店でリピートのお客さんも増えて、自信もついたので、独立して自分のお店を持つことを考えています。
お肌のことならよく分かるのですが、お金や確定申告のことが心配です。
サロンを開業するときに知っておいたほうがいいことってありますか?
回答:
ご質問ありがとうございます。
当事務所にもエステやネイル、美容院など、サロンオーナーのお客様がたくさんいらっしゃいます。
今回はサロンオーナーの皆さんからよくいただく質問をいくつかお伝えします。
① そもそも税金って何を払えばいいですか?
個人サロンオーナーの主な税金は5つです。個人事業税と償却資産税を知らない人が多いです。

② 開業届を出してないけど、確定申告できる?
開業届を出していなくても確定申告はできます。
ただ、銀行口座を開設したり、融資を受けたりする場合、開業届の控えを求められることもあります。
また、開業届を出したからといって、必ず確定申告しなければいけない、というわけではありません。結果的に所得がなければ、確定申告は不要です。
開業届を出さない理由は特にありませんので、出しておいたほうが無難です。
③ 税務署って怖いイメージがあるんですが…
そうですよね。税務署というだけで怖い響きがありますね。でも、実際の税務署職員の方はとても親切な方が多いです。
正しい申告をするために質問するのであれば、怖い思いをすることはありません。分からないことがあったら気軽に電話してみましょう。
ただ、ある程度の知識がないと話が噛み合わないケースがあります。そんな時こそ僕たち税理士の出番です。皆さんの代わりに税務署と話をしますので、安心してください。
④ freeeやマネーフォワードなら自分で青色申告できますか?
できると言えば、できる。という感じです。
青色申告するには複式簿記で帳簿を作る必要があります。freeeなら言われるままにポチポチするだけで複式簿記の帳簿ができてしまいます。確定申告もポチポチ進んでしまうので、申告できた感は半端ないと思います。
ただ、問題はこの後です。間違っていても申告できてしまうため、後で税務署から電話がかかってくることもあります。よく分からないままポチポチ申告する前に、僕たちfreee認定アドバイザーに相談することをお勧めします。
⑤ 税理士に相談したら怒られそう…
意外とそう思っている方が多いみたいで、とても驚きました。僕はぜんぜん怒っていないのですが、スタッフから「怖い」と言われることがあるので反省しきりです💦
僕たちもサロンの皆さんと同じサービス業です。クライアントに威圧感を与えてしまうのはもっての外ですね。
皆さんに負けないよう、接遇にも気を配っていきますね。

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