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【税理士コラム】今年は急げ!!ふるさと納税2025

  • sunenconsulting
  • 7 日前
  • 読了時間: 3分

個人事業主の方から、ふるさと納税についてご質問をいただきました🙌


質問:

こんにちは。個人事業主です。


今年はそこそこ儲かりそうなので、ふるさと納税にチャレンジしてみようと思います。


初めてのことでよくわからないのですが、何か注意点はありますか?



回答:

ご質問ありがとうございます。


ふるさと納税には各方面から賛否両論ありますが、納税者の立場からすると、上手に活用して、お得に返礼品を楽しみたいですよね。


ふるさと納税を活用するためのポイントをご案内しますね。特に2025年は大きな変更点があるため要注意です。


まず、最も注意すべきは控除上限額です。


ふるさと納税は寄付控除の仕組みを使った制度ですが、いくらでも控除できるというわけではありません。控除上限額は所得に応じて変わります


ただ、個人事業主が所得金額を見積もることは至難の業です…。ふるさと納税は毎年12月末までに終わらせる必要がありますが、翌年3月に確定申告するまで正確な所得計算はできないのです。どうやっても間に合いません…。


このため、現実的には前年の所得を参考に大体の金額を計算するしかないでしょう。


次に、ふるさと納税する人の名義に注意しましょう。本人名義の寄付でなければ控除することはできません。本人名義で、実際に本人が負担した分のみが控除対象です。


忙しいからといって、奥さん任せにしていると、うっかり奥さん名義で寄付しがちです。特に楽天などのポータルサイトで寄付する場合、奥さんのIDを使っていると、そのまま奥さん名義で寄付しがちなので気を付けましょう。


やっちまった…という場合は、寄付先の自治体に名義の修正ができるかどうか問い合わせましょう。修正に応じてもらえるケースもあるようです。


最後に、2025年最大の注意点です。


残念ながら2025年10月からふるさと納税へのポイント付与が禁止されます。ふるさと納税の趣旨から見て、ふさわしくないという総務省の判断です。


どうせやるならポイントが欲しい!という方は、9月末までに行いましょう。


ただし、クレジットカードで支払った場合、クレジットカードのポイントは10月以降でも付与されますので、安心してください。


ということで、ふるさと納税を賢く使って、返礼品を楽しみましょう。





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