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【税理士コラム】個人事業主が銀行からの借入れ時に注意することは?

更新日:2022年8月31日

個人事業主の方から、借入れ時の注意点についてご質問をいただきました👍


質問:

30代個人事業主です。

事業を加速させるため、銀行から借入れをして勝負をかけたいと思っています。


借入れに際して注意することがあれば教えてください。


回答:

ご質問ありがとうございます。


融資に際して必要な損益計画や資金繰り計画については、すでに色々な人が書いていますので、今回は違う視点からアドバイスします。


融資を受ける際、同時に生命保険の見直しをお勧めします。


なぜなら個人事業主のあなたに万が一のことが起こった場合、残った借金は、基本的にあなたのご家族が引き継ぐことになるからです。


大切な家族に過大な負担をかけないよう、

あらかじめ準備しておきましょう。


金融機関側もこのことはしっかり認識しており、融資に際して団信(団体信用生命保険制度)への加入を提案してくるケースもあります。


ただ、保険料がやや割高になるようで、

一般の生命保険に加入したほうがコストを抑えられるようです。


適切に生命保険に入っておくことで、万が一の場合、ご遺族は保険金により残った借金を返すことが出来ます。


経営者、特に創業経営者は攻めを得意とする方が多く、守りが手薄になりがちです。

後顧の憂いを断ち、攻めに集中するためにも、しっかりと守りも固めておきましょう。


ただし、生命保険料は必要経費にすることができません。残念ながら、個人事業主は生命保険料控除の僅かな枠を使うしかないのです。


生命保険を経費で落とすためには、法人化する必要がありますのでご注意ください。


当事務所では専門のファイナンシャル・プランナーが家計やライフプランも考慮したうえで、生命保険の見直しを提案しています。ぜひ一度、ご相談ください。



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